一般的に「旅行」と言えば、いつもは行かない場所に足を運んで、観光地でショッピングやイベント・アクティビティなどを楽しみ、旅館やホテルでゆっくり休む。そんなイメージをする方が多いのではないでしょうか？そんななか、最近密かにブームになっているのが、宿から出ない“おこもり”スタイル。施設にある温泉やスパ・料理など、リラックスを中心とした楽しみ方が増えているそう。ほかにも、読書やハンドメイドなど、あえて趣味に没頭してみる、ということも。静かに親しい人たちだけで旅行を味わう、新しい楽しみ方になっています。

日本三大温泉といわれ、静岡県でも一番の総湯量を誇る全国有数の温泉地・伊東温泉にある「伊東 緑涌」。伊豆半島の豊かな自然に囲まれた緑涌は、全7室の客室が庭に面した露天風呂付きで、カップルや友達同士・家族はもちろん、ひとりでも貸し切りで楽しめます。また食事も客室で楽しむことができます。なにもかも至れり尽くせりで、心ゆくまでリラックスできる、まさに大人のための極上な“おこもり宿”と言えます。

緑涌は伊東温泉でも数少ない庭園露天風呂が、7室すべての客室に。さらに、屋根がなく開放感がある露天風呂なので、緑あふれる庭からの心地よい自然の風を感じ、夜は満天の星空を眺めながら気兼ねなく温泉を楽しむことができます。内風呂も併設されているので、思いがけない悪天候時でも伊東の温泉を楽しめます。

緑涌の温泉はアルカリ性単純温泉で、ストレス解消や疲労回復・冷え性に効果があるそう。老若男女問わずに安心して入れるやさしい泉質が人気です。pH7.5以上のアルカリ性の湯は「美人の湯」といわれていますが、緑涌の温泉はpH8.6で強めのアルカリ性なので角質を柔らかくしつつお肌はつるつるに。客室に備え付けの露天風呂で好きなときに好きなだけ湯あみを楽しんで、美肌効果をぜひ実感してみて。

みくら・みやけ……など、伊豆七島の名を冠した7室の客室は、2016年3月にリニューアル。それぞれの間取りは異なり、昭和の趣ある落ち着いた空間には和家具や建具・アンティークの和の小物などで温かい雰囲気を演出。時を忘れて、ゆっくりとくつろげます。

伊豆の海の幸をはじめ、地元の食材を活かした自慢の料理も部屋で堪能できるのがうれしいポイント。腕利きの料理人が四季を感じさせる、見た目も美しい料理の数々でおもてなし。なかでも金目鯛の姿煮は人気の一品。また夕食だけでなく、朝食にもこだわり、炊き立ての土鍋ご飯など和の献立が準備されています。部屋で食べることができるので人目を気にせずゆっくりとくつろぎながら味わえる、“おこもり宿”だからこそできるぜいたくな楽しみのひとつです。

室内にある冷蔵庫内には無料で飲めるビール・ミネラルウォーターなどを用意。また、ワンプッシュで香り高い本格コーヒーや紅茶が楽しめる「カフィタリー」があるので、部屋から出ることなく、カフェタイムを堪能できます。

ノンシリコンシャンプーやトリートメントといったアメニティグッズや、有料でスタッフおすすめのph8.6 温泉化粧水を用意。また、和の趣を感じることができる彩り浴衣や湯たびも完備され、いつもと違う雰囲気を味わえます。

伊東温泉のなかでも随一と言われる泉質を堪能できる緑涌。客室付き露天風呂はもちろんですが、せっかく訪れたなら本館の大浴場に露天風呂も楽しみたいですよね。大浴場には「あつ湯」と「ぬる湯」の温度の違う湯があり、好みにあわせて選ぶことができます。さらに良質な温泉は“飲む”ことで、さらに効能が期待できるそう。温泉に浸かったあとには、珍しい“飲泉処”を味わってみてください。

日々の仕事が忙しく、大切な人とゆっくりと過ごせていない……。そんなときに、いつもとは違う空間で誰にも気を遣うことなく過ごせる“おこもり宿”でリラックス。いつもよりもぜいたくな旅館の温泉で日頃の疲れをいやし、心身ともに解きほぐす。そんな上質な時間を約束してくれる「伊東 緑涌」。パートナーとの記念日旅行はもちろん、気の合う仲間との女子旅や、ひとり旅でも“おこもり”を楽しんでみてはいかがでしょうか？